幻のヴェネチア魚食堂 
晶文社
1996年発行


タイトルになった、ヴェネチアの迷路のような小道にある小さな魚食堂の話のほか、ワインの話(葡萄たちのささやき)からパスタ、肉料理(サルデーニャの宴の子豚)、ドルチェまで・・食べ物をめぐるイタリア人とのざっくばらんな会話やイタリアの食卓の雰囲気が伝えたくて書いた、楽しい読み物です。各章末にレシピ付き。 装丁は日下潤一さん、表紙のイラストは杉田比呂美さんで、明るくも上品なたたずまいにしてくださいました。
(文・撮影/貝谷)

美味探求の本 世界編 重金敦之編 
実業之日本社

「幻のヴェネチア魚食堂」の章が、この本の第三章「美味を探求する」に収録されています。この本は、世界の味を語ったエッセイを集めたもの。「幻・・」は有吉佐和子氏と開高健氏のエッセイの間にはさまれるという幸せなポジションです。